2018/04/23
個別指導学院ヒーローズ鶴ヶ峰校の塾長の若杉でございます。
今日は内申点の盲点についてお話をしていきたいと思います。
この春からヒーローズ鶴ヶ峰校では「提出物改善プログラム」というものを設けました。
それに伴い、自習スペースの席数を増やし、予習・復習用の映像授業も無料で見ることが出来ます。これは特に中学2・3年生の内申点強化の試みです!
ヒーローズ鶴ヶ峰校の今年の課題は生徒の「内申点」の強化です。ご存知の方も多いかと思いますが、「内申点」は定期テストの点数だけで評価されておりません。
実は内申点は
・授業態度(授業態度、発言回数、授業道具の忘れ物など)
・提出物(ワークと呼ばれる宿題やノート)
・定期テスト
と大きく分けて上記の3つで評価されて内申点が決まっていきます。ですが、多くの保護者や生徒は定期テストの結果だけに目が行きがちでで、特に学校の提出物と勉強道具の忘れ物に対する意識が保護者・生徒ともに低いです。
学期ごとに生徒の成績表を見せていただくのですが、「連絡事項」欄に提出物に関することが書かれている生徒が実は多いです。
前回の3学期でせっかく定期テストで90点以上を取った生徒もその教科の内申点が「3」という生徒がおり、生徒の成績表を分析し、本人にヒアリングをすると、提出物をいい加減にやっていたり、提出物を期限までに守れなかったしているのです。
逆に提出物を丁寧にやって、期限をしっかり守っている生徒は、定期テストが60点台でも内申点は「4」を取れていたりします。
この点を知っていると知らないでは戦い方が全く異なってきます。
内申点の割合が大きく占める高校入試において、この「提出物」という点を軽んじてしまうと非常に危険なのです。
それなのにこの「提出物」を部活などを言い訳にして後回しにしている生徒が多く、結果的に無駄に内申点を落としていることに本人も保護者も共に気づいていくべきなのです。
この春からヒーローズ鶴ヶ峰校では、この「提出物」にも着手をしていき、内申点UPにつなげていきます。
実際に4月から授業の無い日でも、生徒たちが自習スペースで学校の提出物を進めており、自習スペースの稼働率が大幅にUPしております。
勉強嫌いだった生徒が自主的に勉強していく姿をみると嬉しく思います。
さあ、皆で一緒に内申点をUPしていこう!